南町田まちづくり通信

公開研究会「Lab・未来創造 in 南町田」

「Lab・未来創造in南町田」とは

”Lab”とは、”Laboratory(研究室)”の略です。
「Lab(ラボ)・未来創造in南町田」は、南町田駅周辺を舞台に、まちづくりの事例や考え方について学ぶ、全5回の公開研究会です。
2015年8月から11月まで約3ヶ月間にわたり、36名のメンバーの皆さんと一緒に、研究会を開催しました。

様々な立場からまちづくりに関わるエキスパートと共に、魅力あるまちを考える勉強会を重ね、2015年11月の最終回では成果発表ワークショップを行いました。

※全5回の公開研究会は終了しました。ご参加いただきましたLabメンバーの皆様、ありがとうございました。

~Lab活動記録(報告書)~

2015年8月から11月までの約3ヶ月間の「Lab・未来創造in南町田」の活動記録(各レクチャーの内容や話し合いの内容)を報告書としてまとめました。10代から80代にわたる幅広い年齢層の方々の日常の生活実態から見た、南町田の魅力や未来の可能性などから形づくられる、まちづくりの着眼点、アイディアなどが詰まっています。是非ご覧ください。

「Lab・未来創造in南町田」~Lab活動記録(報告書)~(PDF・570KB)

~Lab・未来創造in南町田REPORT~

各回のLab(ラボ)のレポートです。
当日の講義の内容と、ワークでの意見・アイディアなどをまとめました。ぜひご覧ください。

第5回Lab・未来創造in南町田REPORT(PDF・278KB)
第4回Lab・未来創造in南町田REPORT(PDF・286KB)
第3回Lab・未来創造in南町田REPORT(PDF・239KB)
第2回Lab・未来創造in南町田REPORT(PDF・223KB)
第1回Lab・未来創造in南町田REPORT(PDF・234KB)

第5回「南町田で『あなたが』取り組むオリジナルプロジェクトを考えよう」~第1回から第4回までのレクチャーを踏まえた、Lab集大成のワークショップ!~


当日の様子

11月15日日曜日に、ファシリテーターに山田氏(NPO法人Collable代表)をお招きし、最終回とりまとめとなる第5回Lab(ラボ)を開催しました。
第5回は、見学者を含めて、25名の皆さんにご参加いただきました。
第1回から第4回までのレクチャーを踏まえた、Lab集大成のワークショップを行いました。4~5人の6つのグループに分かれ、以下の3つのワークを行いました。
◇考えるワーク(1):これまでのレクチャーを振り返る
◇考えるワーク(2):2030年の南町田の未来シナリオを想像する
◇つくるワーク:南町田の魅力化プロジェクトを考える
考えるワーク(1)(2)を踏まえた「つくるワーク」では、様々なプロジェクトアイディアが生まれました。中でも、「住民が話し合える場・集まれる場をつくりたい」という声がたくさん挙がりました。


山田小百合氏

【ファシリテーター略歴】山田小百合氏
NPO法人Collable代表。学生時代に、インクルーシブデザインや学習環境デザインの切り口から、障がいのあるなしに関わらないワークショップに関する実践研究を行う。その後、障がい者や高齢者、マイノリティ等、誰もが包摂される学びの環境づくりを実践するべくNPO法人Collableを設立し、代表理事を務める。ワークショップや調査・開発をしながら、大人から子どもまで多様性を活かした学びと創造の場をデザインしている。京都造形芸術大学通信教育部非常勤講師。

第4回公開研究会『何をするにもお金がいる!~官民連携におけるファイナンスとは~』を開催しました!

11月8日の日曜日に、講師に田中氏(三井住友トラスト基礎研究所 ※福島氏から講師が変更になりました)をお迎えし、第4回Lab(ラボ)を開催しました。
第4回は、見学者を含めて25名の皆さんにご参加いただきました。
お金の視点から見る町田市の公共施設の未来について、都道府県と市町村、町田市と状況が近しい市などの比較についてレクチャーいただきました。また、これからの厳しい財政状況の中、民間のノウハウ・資金を活かして、公共施設を低コストで高いクオリティで行うことができる官民連携の手法について学びました。「業務委託」「指定管理者制度」「PFI手法」「コンセッション方式」「LABV」など耳馴染みのある手法から初めて聞く手法まで、メリットやデメリット、国内外の事例などについてのご紹介がありました。
Labメンバーからは、すこし専門的な内容でしたが「事業者選定に市民が参画する例はあるか?」「南町田での展開の可能性は?」などの積極的な質問が挙がりました。


田中可久氏

【講師略歴】田中可久氏
三井住友トラスト基礎研究所 投資調査第1部 副主任研究員。証券アナリスト検定会員。インフラや公的不動産を投資対象とする市場におけるリサーチやコンサルティングに従事。直近では、公的部門の施設保有等に関するデータベース作成業務等を担当。寄稿に不動産経済ファンドレビュー、「究極のオペレーショナル・アセット~日本のインフラ投資市場の“シンカ”」がある。

第3回公開研究会『多様な人々の日常をイメージする!~南町田を立体的に見る~』を開催しました!

10月18日の日曜日に、講師に今和泉氏(空想地図作家/ライター)をお招きし、第3回Lab(ラボ)を開催しました。
第3回は、見学者を含めて33名の皆さんにご参加いただきました。

幼い頃から実在しない都市の地図(空想地図)を作成してきた今和泉氏は、自身のご経験から、「他者になりきり」現実的な都市のシミュレーションすることで、まちの成り立ちを紐解くことをレクチャーしてくださいました。今和泉氏は、空想の路線バスやロゴデザイン、フロアガイドなど、都市のさまざまな人の「日常」を空想して、”空想地図”を描き続けているという、とても興味深い思考活動をされている方です。

今和泉氏からの示唆を受け、メンバーの皆さんで、「あなたの住んでいるまちについて、どこかのまちと”比較”した特徴」、「南町田固有の特徴として、”後世に渡したいもの”」について話し合いました。成瀬、長津田、橋本など身近なまちと比較しながら考え、暮らしやすいまち、みどり豊かな環境など、将来に引き継いでいきたい南町田の姿をメンバー同士で想像してみました。

第3回資料

今和泉氏 講演パワーポイント(1)(PDF・4,173KB)
今和泉氏 講演パワーポイント(2)(PDF・2,385KB)
今和泉氏 講演パワーポイント(3)(PDF・3,353KB)


今和泉隆行氏

【講師略歴】今和泉隆行氏
1985年鹿児島市生まれ、その後多くを東京都日野市で過ごす。7歳から実在しない都市地図「空想地図」やバスの路線図を描き始め、今も描き続ける。
埼玉大学経済学部卒、現在は都市や、地域情報、地図に関する講演、ワークショップ、記事執筆を行っている。NHK教育番組やドラマで使われる架空の舞台の地図作成を行っている。
主な著書には『みんなの空想地図』等がある。

第2回公開研究会『市民が集う場所ってどんなとこ?~みんなで創る公共空間~』を開催しました!

9月19日土曜日に、講師に花井裕一郎氏(演出家/長野県小布施町「まちとしょテラソ」初代館長)をお招きし、第2回Lab(ラボ)を開催しました。
第2回は、見学者を含めて35名の皆さんにご参加いただきました。

花井裕一郎氏は、長野県小布施町立図書館「まちとしょテラソ」初代館長に就任し、「死ぬまでに行ってみたい世界の図書館15選」に選ばれた図書館の演出を行ったご経験から、「公共施設はこうあるべき」という既成概念を取っ払う発想の転換や、事例を中心に住民と魅力的な公共空間をどのように創っていくのかをご講演いただきました。

「人が集まる場所=(1)居心地のいい場所、(2)あいまいな場所、(3)デザインコードを考えた場所」であること、また、これからのまちづくりは行政と民間が競うだけでなく、共に力を合わせながら様々な考え方を受け入れる多様性を大事にすることの大切さをレクチャーいただきました。

また、メンバーの皆さんには、5つのグループに別れ、「自分のまちに今からすぐにできること」について話し合い、発表していただきました。


花井裕一郎氏

【講師略歴】花井裕一郎氏
演出家。幾つかのテレビ局にて番組演出を行い、その経験を活かし長野県小布施町立図書館「まちとしょテラソ」館長に就任。「死ぬまでに行ってみたい世界の図書館15選」に選ばれた図書館の演出を行った経験を有する。公共空間の変化に対応するための視点や「おもてなし」の利用者目線での社会資本整備等について、公園・ワークショップを実施(特に図書館などの文化施設等は経験豊富)。「ないのにある」=「存在そのものは目に見ることはできないが、そこにはエネルギーが存在する」ことを体感しながら『【見えないのにある】みんなの素敵な力』を引き出し、そこに潜む物語を可視化するという演出を行っている。
主な著書には『はなぼん~ワクワク演出マネジメント~』、共著『明日をひらく図書館 長野の実践と挑戦』等がある。

第1回公開研究会『拠点を形成するマネジメント~連想で見出す公共サービス~』を開催しました!

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当日の様子

8月22日土曜日に、講師に杉山芙沙子氏(パーム・インター・ナショナル・テニス・アカデミー校長)をお招きし、第1回Lab(ラボ)を開催しました。

初回は、見学者を含めて、28名の皆さんにご参加いただきました。
杉山芙沙子氏には、茅ヶ崎市の運動公園づくりへの関わりや、ご息女の杉山愛さんをはじめとするプロテニスプレーヤーを指導された経験から、ご自身の哲学や、「コミュニケーション・健康・エンターテイメント」の切り口からの、まちの理想像の考え方などについて、お話しいただきました。
また、5つのグループに分かれて、メンバーそれぞれが考える「南町田の強みや弱み」を話し合い、グループごとに発表しました。
メンバーの皆さんは、休憩時間中も席を立たずに議論しつづける白熱ぶりで、とても熱い雰囲気の初回となりました。

第1回資料

杉山芙沙子氏 講演パワーポイント(PDF・1,206KB)


杉山芙沙子氏

【講師略歴】杉山芙沙子氏
パーム・インターナショナル・テニス・アカデミー校長/JOC ペアレンツサミットプロデューサー(文部科学賞支援事業)/一般社団法人次世代SMILE 協会代表理事/一般社団法人日本健康予防医学会理事。元プロテニスプレイヤー杉山愛氏の母。
1998年に茅ケ崎市にパーム・インターナショナル・テニス・アカデミーを設立し、2004年文科省スポーツ功労賞受賞、2013年スポーツ産業学会にて奨励賞受賞等の実績を持つ。2014年6月には一般社団法人次世代SMILE 協会を設立し、トップアスリートのコーチング、関わりから得られた「その人の持つ力を最大限に引き出す」ことを「DualGoal=スキル×人」というスローガンを元に活動。主な著書は『一流選手の親はどこが違うのか』等。